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総則編Ⅱ 答25~答42

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答42 正答率は4割の41.7%でした。履修者は47.3%、未履修者は36.7%で、差は1割でした。それにしても低く、履修者でも低いのに驚きです。その他の結果では、インドが91.1%、アメリカが88.1%でしたが、スイスが35.4%しかありませんでした。都道府県の位置では、東京都が95.4%、岩手県が91.5%で高かったのですが、宮崎県が66.5%と低い状況でした。 
 








 


 
 
 
 
 
 
答41 ①航空レーザーを使った森林の地形の3次元測量で、ミネラルウォーターの「南アルプスの天然水」の水源である地下水の保全についての取り組み、②同じく航空レーザー測量による森林地帯の地形とそこに植わっている杉やヒノキの位置と本数を把握する佐賀県の取り組み、③アメリカNASAによる人工衛星による地球全体の3Dの地図化、④屋根の広さと向きと傾きを使ったアメリカにおける太陽光発電の発電量等の試算による太陽光発電設置ビジネスが紹介されました。またこれを支えるためには『”地図力”を育てる試み』の重要性を説き、アメリカでは、小学生から週5日地理の勉強を行っていることを放映していました。地理の勉強の重要性、わが国ももっと理解されると良いのですが。なおNHKのホームページの「クローズアップ現代」では、タイトルが”地図力”が社会を変えるで、視聴率は12.4%でした。結構高い視聴率でうれしく思いました。
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答40 「琉球国之図」です。三角測量による方法で正確な地図を作ったことが示されていました。またその石は「印部石(しるびいし)」と呼ばれ、琉球国全体に1万個ほどあったのですが、現在は230個ほどしか残っていないとのことでした。地図の実物の放映は初めてで、測量技術は、当時の清からもたらされたとのことでした。放送の中で”地図とは自分を見つめる鏡”とも言っていました。沖縄出身の国仲涼子がたどっていることも良かったと思いました。 地図はマイナビニュースから
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答39 「産業競争力強化法」です。規制緩和の一環だと思いますが、このようなビジネスは、今までも行われてきていたのではないでしょうか。もちろん測量法の運用との調整は行われていました。
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答38 ②詳細な位置を公開、です。その中で国土地理院が、活断層の位置を詳細に表示した2万5千分の1の図について述べられています。現在約170あり、ウェブサイトで公開している、とありますが、図の名前である「都市圏活断層図」の名前は出ていませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
答37 スマホのGPS機能を利用した現在位置表示です。国土地理院のウェブ地図が、スマホで測位した現在位置にジャンプする機能です。インターネット回線と電源さえあれば日本全国どこにいても周囲の地形、住所、標高等を確認することが出来ます。北アルプスの穂高岳での例が載っていました。 パソコンでの操作も著しく軽くなっていました。    国土地理院のホームページから
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答36 測量士、測量士補試験です。測量法に基づく試験なので、都道府県の広報誌に載ることは知っていたのですが、初めて気が付きました。特に若い人にどれだけ効果があるかは疑問ですが、載っていることに価値があり、うれしく思いました。ちなみに平成27年の試験は5月17日(日)でした。ただ募集期間が1月6日から30日までと、締切が早すぎるのではとも思いました。
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答35 4月19日です。1800年(寛政12年)、伊能忠敬(1745~1818)が日本の地図つくりのため(子午線の長さを測ることも目的に入っていましたが)、初めて江戸から旅に出た日だからです。第1回は蝦夷地でしたが、合計10回の測量の旅の始まりでした。”最初の一歩の日”といえます。
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答34 副題に書かれていた通り、「衛星測位と電子基準点の新活用法」で、GPS測量で3級以下の水準測量が行えるようになったことです。具体的には、3級以下の水準測量においては、GPS測量結果を基に、国土地理院が公表するジオイド高で補正するか、または直接電子基準点の価から高さを求める方法により、適正な精度が得られるとして、公共測量用の”作業マニュアル”がそれぞれ発表されました。これにより、①従来の水準測量を行うことなく水準点を設置できるようになり、また②電子基準点から直接設置できる基準点の範囲を拡大することができ、測量の大幅な効率化が図られることとなりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答33 7月31日です。この日が昭和25年(1950年)に「土地家屋調査士法」が成立し、同日付けで施行された日だからだそうです。
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答32 子午線1度の長さを正確に測ることでした。それは地球の大きさを測ることでもありました。井上ひさしの伊能忠敬を扱ったの小説「四千万歩の男」では、子午線の長さを測ることが目的で、蝦夷地の地図つくりは幕府の許可を受けやすくするための名目になっています。当時子午線の長さについては正確な長さがわからず、地図つくりにはもちろん暦の作成等にも支障が生じていました。測量の結果、28.2里(110.75km)としており、現在の測量結果と比べ0.2%のずれでした。その正確性には驚きです。
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答31 ”日本全国、3Dプリンタで立体模型に”の記事で、そのデータの公開でした。1月以降国土地理院では、西ノ島新島の3Dデータの公開を2度ほどしていましたが、その時は”混み合っています”との表示は1日程度だったと思います。6日目の24日朝はまだ掲載されていましたが、夕方にはなくなりましたので、早速私もダウンロードし3D画像をみてみました。地形が大変わかりやすくなると思いました。  国土地理院のホームページから  混み合っており、アクセスしにくくなっていることの表示(3月20日時点)
 
 
 
 
 
 
 
答30  『地図地理力博士』です。『地図地理力博士』になるには、(一財)日本地図センターと(公財)国土地理協会主催の地図地理検定の専門部門で、96点以上を1回取るか、80点以上5回取る必要があります。上野さんは2年前に5回目の80点以上を獲得して『地図地理力博士』になられた方です。受検し続けたのは「知識が身につくのが楽しい」からだ、とありました。なお本人の最高点は88点だったそうです。
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答29 2013年11月20日から噴火している伊豆諸島の西之島新島です。これは12月17日に撮影した航空写真から作成した正射写真と標高データを用いて作った3Dプリンター用のデータです。なお3月4日にも新しくその後の西之島新島の3Dプリンターのデータが公開されました。 3Dプリンターで出力した西之島新島  国土地理院のホームページから
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答28 東京新宿の伊勢丹です。3階以上を昭和28年6月まで接収していました。そこでは日本を含む極東全域の地図作成を行っており、朝鮮戦争時は、400名ほどの日本人も雇われていました。伊勢丹を退去した後は、東京都北区王子に移りました。
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答27 三角点と電子基準点です。富士山頂には登ったことはありませんが、ここのストリートビューを操作したことにより、登った気分になれました。ちなみにこの三角点は、二等三角点で、標高は3775.63mです。この三角点より高い岩などの自然のものはせいぜい数十㎝ぐらいだそうで、四捨五入して3777mのところはないそうです。                                                    三角点 写真の中央の4個の防護石の中に        電子基準点 3m位の茶色い柱状のもの
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答26 ”測地弧”です。ノルウェーから黒海までの2820kmにわたって広がる三角測量の測量点群で、1816年から1855年に天文学者のシュトルーベにより実施されたときに使用されたものです。この三角測量は”地球は、赤道がわずかに膨らんだ楕円体である”ことを証明するために行われたもので、265の測点からなっていましたが、そのうち34点が選定されました。その形状は、多くは自然の岩や人工的に設置された岩に印をつけたものですが、その他教会等の建物や、オベリスクもあります。 範囲は最北端のノルウェーから最南端のウクライナまで10か国に及んでいます。なおこの世界遺産は2010年3月TBS系列の日曜6時からの「THE世界遺産」で「シュトルーベの測地弧」として放映されました。 ウィキペディアから  ハンメルフェストの測量点   (グーグル地図にリンクしていますので、クリックして位置を確認してください。)
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答25 ”コンピューターでつくる新しい地図”です。雑誌には、250mメッシュの標高データで日本アルプスを鳥かんした地図や等高線を自動編集して描いているところ、国土数値情報の土地利用を図化したものなどが載っています。最後に「さらにそう遠くない将来には、空中写真から直接情報を読み取って数値化することも可能になるのではないかと私は思っています」と当時の地図情報室長の話が載っていました。今ではそれを超えて、空中写真撮影も直接デジタルで情報を取得するデジカメの時代になっていますので、隔世の感があります。なおその号の特集に「原子力」が24ページにわたって組まれており、未来にわたって有望なエネルギーとして取り上げられていましたが、安全の面のリスクが考えられていませんでした。なお国土地理院の特集は半分の12ページでした。
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