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 番外編Ⅵ 答80~答96

答96 タイトルは、「位置情報でバリアをなくせ」と「子育てしやすい街つくり」です。前者は国土交通省国土情報課が、東京駅地下で実証実験を進めているもので、GPSで位置が決められない地下街で、位置情報を把握できるシステムを設置し、特に外国人や車椅子の方に必要な段差などの情報を把握するシステムです。後者は川崎市麻生区が進めている実証実験で、スマートフォンのアプリを使って、たとえばおむつ交換ができる場所を検索すると現在地から近い場所が表示され、行き方も地図上で表示されるシステムです。ワールドビジネスサテライトで、"位置情報"関係が放映されたのは、私が気が付いたのだけでこれで3回目です。

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答95 「モナコ王国」です。多分地図を見たことのないサザエさんが、わずか2k㎡の小国を、タタミ1畳に満たない大きさの世界地図で探していることの面白さを伝えているものです。その15日前にハリウッド女優のグレースケリーと、モナコ大公レーニエ3世との婚約が伝えられたことによります。

 

 

 

 

 

 

 

答94 左(上)からいすみ市、伊豆市、田原市です。いすみ市は、全体が千葉県で、丸がいすみ市の位置です。伊豆市は、全体が伊豆半島で真ん中の丸が伊豆市の範囲です。田原市は、下方が田原市のある渥美半島で、真ん中の円は三河湾を表しています。その他の市章では、地図をモチーフにしたものは見つかりませんでした。

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答93 戦前鉄道連隊が津田沼にあり、その訓練の環で津田沼と松戸間の敷設を行い、戦後京成電車に払い下げられて現在の運行になっています。訓練ですので敷設の難しいカーブが多くなったといわれています。その他陸軍用地の関係、総武線をまたぐため、台地の上で谷をまたがずに行くため、などの理由もあるようです。青線で囲まれた駅が始終点の駅で、赤線で囲まれた部分が問の地図の部分ですが、全線にわたってカーブが多いことがわかります。地理院地図に加筆 なお「地形で読み解く鉄道路線の謎」(竹内正浩著 2015年出版)によると、演習目的は俗説で、下総大地の分水嶺を通したとし、その過程で、当時残っていた江戸時代の「牧」(軍馬の放牧場)の土手に考慮したとしていました。

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答92 子規、すなわち詩人の正岡子規です。正岡子規は当時東京の上野付近に住んでいましたが、中村不折の家も根岸だったので近く、1kmも離れていなかったもの推定しています。なお中村不折は洋画家ですが、夏目漱石の『吾輩は猫である』の挿絵作家としても有名です。

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答91 熱海市です。熱海市のホームページでは、特にこの市章についての説明はありませんでした。

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答90 兵庫県明石市です。人丸という和菓子屋さんから売り出されています。日本地図と135度線が描かれたおせんべいです。   人丸のホームページから

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答89 御城碁です。将軍の前で同じ御城碁と対局したり、大名等と対局したりする役でした。江戸幕府碁方の安井家・一世安井算哲の長子として京都四条室町に生まれ、慶安5年(1652年)、父の死によって13歳で二世安井算哲となっています。この映画「天地明察」は、冲方丁(うぶかたとう)の小説を基としています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答88 「オン・ザ・マップ」です。プロローグには、”地図が人を魅了するのは、そこに物語があるからだ。この本で紹介する数々の地図は、誕生のいきさつ、それらを描いた人々、彼らの思想、そして私たちが地図をどのように利用するのかを伝えている。”と書かれています。

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答87 「恋するマップ~女子ちず~」です。画像のように地図の周りをきれいに着飾っており、もちろん着せ替えも可能であるし、週末の待ち合わせの場所などにピンを置くだけで簡単に登録、エステティックの予約も可能、デートスポットやクーポンのある場所の検索が可能など、若い女子の利用に特化したアプリとなっています。

 平成12年ごろベストセラーとなった「話を聞かない男、地図が読めない女」(ビーズ夫著)では、女子は脳の構造から空間把握が弱い、と書かれていました(もちろん人によります)が、空間把握は訓練で良くなるものであり、このアプリを使えば楽しくなり、地図利用に慣れてくるものと思われます。

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答86 広島市に囲まれた府中町です。府中町は自動車メーカのマツダの企業城下町となっています。以前自動車メーカのスズキがあった可美町が周りを浜松市に囲まれていましたが、1991年に合併し今は浜松市の一部となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答85 ”陸地測量部の地図、中でも五万分一地形図などであろう。一枚の代価十三銭であるが、・・・それだけの手数のかかったものがわずかにコーヒー一杯の代価で買えるのである。”と書かれています。

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答84 土地家屋調査士です。法務省関係であることから五三の桐が採用され、その中に調査士の「調」の文字では調停委員と間違えられるからと言う理由で、測量の「測」の文字を入れたそうです。1951年から使用されています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答83  ”空間認知”です。自分がどこにいるのか、ある場所から別の場所にはどうやって行くのかなど、人間の活動に空間認知が必須条件です。この機能を細胞レベルで解明したのが今回の授賞理由です。自分がどこにいるのかを認識する「場所細胞」を脳の海馬の中に発見し、どうすれば目的地に行けるかわかる「グリッド細胞」を海馬周辺の領域で見つけたそうです。なお説明に「脳内GPS(inner GPS in the brain」という言葉を使っていました。

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答82 鹿児島県三島村と十島村は鹿児島市に、沖縄県竹富町は石垣市にそれぞれ役場を置いています。お互いの島の連絡より、近くの大きな市との連絡が便利なためです。なお人口の多い島には、役場の出張所はあります。左(上)の地図は鹿児島市で、上の町村役場記号が三島村、下が十島村、右(下)の地図は石垣市で、竹富町の役場記号が石垣市役所の記号の左下にあります。いずれも港の近くにあります。

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答81 とよた真帆さんです。地図をうれしそうに見ていました。彼女自身のブログには、“私・・・古地図を始め、地図好きです”と載っていました。            

 探検バクモンのホームページから  国土地理院の構内にある日本全体を表示した1/20万の地球儀の上にいるのがとよた真帆さんです。 もちろん足元の地図は、国土地理院発行の1/20万地勢図です。直径は20mぐらいあります。立って地球儀を見ると、丁度スペースシャトルぐらいから見た地球に見えるそう です。

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答80 埋め立てられた川の跡であるからで、”近所には埋め立てられて緑道となっている道もあれば、地図で見ると川だったことが容易に想像できる蛇行した小道もあった。”と書かれています。そのほか、飛行機が好きな理由として、”眼下には海と陸が見えた。地図に描かれているのと同じ形の海岸線がそこにあった。”とあり、頭の中の世界と自分の生活している地面が同じ場所であることが実感できる、と書かれています。大学で人文地理を勉強された方らしいと思いました。

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