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アンカー 58

総則編Ⅲ 答43~答58

答58 千葉県香取市によって、伊能忠敬が残した国宝の測量記録や地図の計705点が、日本ユネスコ国内委員会に登録申請されました。1800年から1816年の間に全国を測量した際、経緯や場所を記した「測量日誌」など146点と、原図や彩色地図、測量地の風景絵図など地図559点です。香取市が所有する「伊能忠敬関連資料」2,345点のうち測量隊が直接作成したものに限ったそうです。国内選考を経て、伊能忠敬没後200の前年の2017年夏ごろにユネスコ本部で登録かどうかが決まるとのことです。世界記憶遺産には、イギリスの「マグナ・カルタ(大憲章)」など301点が登録されており、日本からは「慶長遣欧使節関係資料」など3点が登録されています。 地図は東京都の八丈島付近 香取市のホームページから
月24日、国内候補は、「命のビザ」を発給した元在リトアニア領事館の杉原大使の資料である「杉原リスト」と群馬県南西部の多胡碑など三つの古代石碑である「上野三碑」に決まり、「伊能忠敬関連資料」は残念ながら落選しました。
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答57 新聞には択一式28問のうち地形測量の誤差に関する計算問題、とありました。国土地理院のホームページをみると、トータルステーションで求めた座標の標準偏差が、5択のうち正解の値がなかったことでした。なぜ起こったのか不思議な気がしますが、慎重な国土地理院でもミスがおこってしまったことは残念です。  国土地理院のホームページから
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答56 和歌山県那智勝浦町にある海上保安庁唯一の水路観測所である「下里水路観測所」です。下里水路観測所は、第五管区海上保安本部に属しますが、実際には海洋情報部の業務を行っており、人工衛星レーザー測距観測局として、職員4人で昼夜を問わず人工衛星観測を行っています。なお福良さんはこの近くの和歌山県新宮市の出身だそうです。国土地理院にもはやく女性の地方測量部長や観測所長が誕生することを期待しています。海洋情報部のホームページから
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答55 生家は茨城県つくばみらい市(旧伊奈町)にあり、そこは現在間宮林蔵記念館が設置されています。墓は、東京都江東区の本立院及び、茨城県つくばみらい市上柳の専称寺にあります。江東区の墓は生前自ら作ったとされ、つくばみらい市の墓も、間宮林蔵が蝦夷地探索に先立って作ったとされています。伊能忠敬に地図つくりを教わり、北海道の測量の成果は伊能図の北海道部分のほとんどに使われています。このことはもっと評価されても良いと思っています。 間宮林蔵記念館及び茨城県教育委員会のホームページから
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答54 シソ巻唐辛子と牡蠣です。シソ巻唐辛子は、佐原の家からたびたび送らせていたとも言っていました。番外編問190でも伊能忠敬の好物の問題をNHKの放映から出しましたが、答は異なっていますので参考にしてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答53 地球観測衛星「だいち2号」による観測データによる解析です。電波で測った衛星と地面との距離を、地震が増えた前後で比較すると、大涌谷で直径200mの範囲が、最大6㎝程度隆起したとする解析結果でした。直接役に立つことがうれしく思いました。   その後、10日までに8cm、15日までに12cmの隆起を観測したと発表しています。さらに6月4日時点で、最大30cmの隆起を観測したと発表しています。なお隆起の範囲は直径200m程度で広がっていないとのことでした。また7月3日までに7cmの隆起があったことが載りました。画像は、6月4日までの約1カ月間に30㎝隆起の国土地理院発表の図です。しばらくして隆起も収まり、11月末に規制がレベル1に下げられ噴火の可能性がほとんど無くなったことが報じられました。すべて朝日新聞に記事として載っていました。 国土地理院のホームページから 
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答52 世界で最も古いのは、1492年にドイツのニュルンベルクで天文学者で地理学者のマルティン・ベハイムが製作したものだそうです。また日本では天文暦学者で囲碁棋士の渋川春海が1695年に作ったものだそうです。国立科学博物館にレプリカが展示されています。 先日孫と見てきました。 ウィキペディアから
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マルティン・ベハイムの地球儀  渋川春海の地球儀

 
 
 
 
 
 
 
 
 
答51  今までの計測方法は、昭和63年に2万5千分1地形図からデジタイザにより計測した面積を基に、各年に告示された埋め立て面積等を加算して求めていました。この方法では、現在の技術よりも計測の誤差があることや、海岸線の自然変化等が十分反映できないといった課題がありました。そこで今回からは、計測の基礎となる地図を電子国土基本図に切り替え、電子国土基本図の座標値を直接計算に用いることで面積の精度が向上したそうです。 2015年4月27日の朝日新聞朝刊の千葉版に、「国土地理院が最新の計測 県内52市町村で面積変化」とのタイトルで、このことの千葉県内のことが載っていました。
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答50 千葉県香取市にある観福寺と千葉県多古町にある日本寺です。観福寺には、伊能家代々の菩提寺があり、妻ミチのお墓もあり、忠敬の遺髪と爪が埋葬されています。日本寺には、平山藤右衛門家の墓地の中に忠敬とミチの墓があり、平山家は忠敬の父である神保家の親戚で、伊能家に婿入りする前に平山家に養子に入ったところであり、ミチが13歳まで母と暮らしたところだったそうです。(伊能忠敬研究会のホームページから)
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  東京都台東区源空寺     千葉県香取市観福寺     千葉県多古町日本寺

 
 
 
 
 
答49 (株)ナビタイムジャパンの外国人用の「乗換アプリ」をダウンロードしたスマートフォンでの位置情報を集計して、ビッグデータを可視化していました。これによると、東京大阪間にほとんどで、予想以上に地方には行っていなかったこと、渋谷のハチ公前のスクランブル交差点での人の動きに興味を抱く人が多いことなどの特徴がわかり、富士山と河口湖周辺の五重塔が一体に見える人気スポットである朝(あら)倉山浅間公園などがあることが紹介されていました。富士吉田市のホームページから
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答48 星などの角度を測る象限器、引っ張って距離を測る量程器の他、関東地方の伊能図(中図)などが展示されていました。国立科学博物館のホームページには、伊能忠敬のことは書かれていますが、伊能図の展示については、何も述べられていませんでした。(2015年8月現在)
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答47 ミウラ折りです。1970年に東京大学宇宙航空研究所(現在宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)の三浦公亮氏(東京大学名誉教授)が考案した折りたたみ方です。紙の対角線の部分を押したり引いたりするだけで簡単に広げたり畳んだりすることができます。2006年新日本様式100選の一つに選ばれたほか、「折り込み地図」として実用新案などが設定されていました。   ミウラ折り公式サイトから
 
 
 
 
 
 
 
答46 川がほぼすべて境となっているのは千葉県で、主に利根川と江戸川が境となっています。江戸川の分岐点(下の地理院地図参照)付近等途中5か所ほど流路変更等で陸上になっているところがあります。念のためですが、下の地図で千葉県はどこで、他はどこの都道府県でしょうか。(答)下が千葉県で、右上が茨城県、左が埼玉県です。
アンカー 46
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答45 第1回は2004年(平成16年)10月3日に、「地図力検定試験」という名前で行われました。第1問は、”2001年春に200面をこえる伊能大図の写しが発見されましたが、それはどこか?"という4択の問題でした。答は米国議会図書館です。
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アンカー 44
 
 
 
 
 
 
答44 国連総会では、人々の生活や経済活動において、正確な緯度・経度を測ることの重要性を認めて、地球上の位置の基準を世界各国で連携して維持することを決議しました。測量関係では初めてのことです。その背景として、①世界の約3割の国で、今でも地球上の位置の基準がずれている、②GPSで簡単に位置が測れるスマートフォンが急速に普及し、2016年には13億台になると推計される、③GPS衛星のほか、日本の準天頂衛星など測位衛星が急速に増加し、地球上の位置を正確に測れるエリアが拡大している、ということが挙げられています。国土地理院のホームページに載っていました。

 

 

 

 

 

 

答43 ”地図と測量の技術大紹介!”でした。国土地理院の行っている最新の技術を紹介していました。

アンカー 43
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