top of page

   番外編Ⅷ 答115~答131

アンカー 131

答131 「化石」です。多くの化石の発見は幸運によるところが多かったが、新しい衛星画像と新しい予測モデルを使えば、解決できるとしています。既知の化石サイトの衛星画像(1画素は1m未満)の各波長特性と似た地域をコンピュータで選び出し、その地点の調査を行うことでした。具体的には、アメリカワイオミング州のグレートディバイド盆地で、選び出された31か所(予測マップと呼んでいる)のうち25か所で、5,000万年前のほ乳類の化石を見つけたとのことでした。画像のような乾燥地帯でないと見つけられないかと思っています。なおGPSのことはタイトル以外述べられていませんでした。   日経サイエンスから

 

 

 

 

 

 

答130 佐多稲子と小林信彦です。佐多稲子は、「樹影」で野間文学賞の他、「女の一生」などがあり、1949年の作品です。また小林信彦は、「うらなり」で菊池寛賞を受賞したほか、「東京青年」、「日本橋バビロン」などがあり、2013年の作品です。なお作詞家のサトウ・ハチローには、戦前の作ですが「僕の東京地図」というエッセイがあります。

小林信彦の「私の東京地図」の中で、現在の地図を批判した一節があったので以下引用します。”現在の地図は、とにかく会社名やらコンビニ名などが、ぎっしり書かれ過ぎているのである。そのために、町名番地があいまいになってしまう。目標に辿り易くするために、個々のコンビニ名など入れているのだろうが、目の弱い人間には不便ですよ、かえって”

アンカー 130
アンカー 129

 

 

 

 

 

 

 

答129 「ハザードマップ」です。どのくらいの洪水が、どのくらいの頻度で、どの地区に襲うのか、そのためにはどの避難所に逃げ込む必要があるのかを、住民参加によって作られる地図です。私もいくつかの市町村での作成のお手伝いをしました。情報公開と、その情報をわかりやすく示すための地図の重要性を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

答128 伊能忠敬です。伊能忠敬が城ケ島の測量の時大地震があり、島に渡れず、実際の測量が行われていなかったこともあり、代わりにこの番組の出演者であるTOKIOが歩測と磁石を使って、島全体の地図を3日かけて作っていました。1周したずれは350mと大きかったのですが、その努力がこの番組らしいと思いました。なお画像はTOKIOのリーダの城島が角度を測っているところですが、城ヶ島を選んだのは、リーダの名前にちなんだのかもしれません。

アンカー 128
アンカー 127

 

 

 

 

 

 

答127 ”三角”です。小説の中に”地図”という言葉はよく出てきますが、”三角測量”との言葉が出てくるのは大変珍しいと思います。この小説は村上春樹の世界らしく、図書館に閉じ込められ脱出する話ですが、この「図書館奇譚」は絵本化され、日本のほか、アメリカ、イギリス、ドイツなどで出版されています。「騎士団長殺し」にも同じ三角測量と言う言葉が載っていました。小田原の山の中の家が舞台で、騎士団長殺しという日本画に書かれた騎士団長の助けを借りて、少女を救い、それが主人公の救いでもあるという小説で、一気に読んでしまいました。

アンカー 126

 

 

 

 

 

 

 

答126 三省堂です。数十ページのA3ぐらいの大きさの地図帳で、北海道の部分が広げられていました。

アンカー 125

 

 

 

 

 

 

 

 

答125 「三十光年の星たち」です。宮本輝は、「優駿」で吉川英治文学賞を受賞するなど活躍されていますが、測量機器メーカーの技術者を主人公とした小説「睡蓮の長いまどろみ」も書いています。

アンカー 124

 

 

 

 

 

 

 

 

答124 「魅力満載!おもてなしマップ」です。地図のわかるアナウンサーが、愛媛県松山市の道後商店街での美商女を探しながら散策ができる「美商女マップ」、栃木県大田原市でのおむつ交換場所がわかるなど子育てママによる「子育て応援マップ」などが紹介され、全国で少なくとも15都市にあると放映していました。

アンカー 123

 

 

 

 

 

答123 川を運行する船が浅瀬に乗り上げて座礁しないよう、昔の水路には川底の深さを示す標識がありました。「みおつくし(澪標)」です。それを古地図ではこの記号で表し、大阪市はこれを市章としています。2015年4月28日の朝日新聞朝刊の「折々のことば」の欄に載っていました。4月27日に「大阪都構想」の民意を問う住民投票の告示がなされたので、掲載されたのでしょう。 画像は大阪市のホームページから

 

 

 

 

 

 

 

答122 「東京秘図(とうけいひず)」です。ドキュメンタリー的な小説で、ひたむきに地図の原図を作っているが、雇い主に騙され、最後は仲間を殺されてしまうので、復讐までする話になっています。その中で、地図をその軍事目的に沿ってですが、橋を木の橋、石の橋、煉瓦の橋などを区別して表示し直したりし、職人魂も描かれています。

アンカー 122
アンカー 121

 

 

 

 

 

 

 

 

答121 東北地方の上杉家の領地である米沢藩での1,000町歩の水田作りのために、水を引くための測量です。そのために距離と高さの両方のシーンを入れていましたので、感心しました。時代設定は江戸時代初期ですので、視聴者もこんなものだったと思った、と思います。なおこれらのシーンの前に、「測地が始まった」という農民のセリフもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答120 当時の町の様子が鮮明の写し出されている米軍偵察機が撮影した空中写真で表しています。表紙では皇居で、高射砲陣地があったこともわかります。これらの空中写真は、アメリカ国立公文書館が所有していたものです。 写真は地理院地図(1945年の空中写真)から  東京渋谷駅付近

アンカー 120
アンカー 119

 

 

 

 

 

 

答119 長野市内の、しなの鉄道北しなの線の駅です。硬券の記念入場券は多い日で100セット以上販売されています。       ウィキペディアから

 

 

 

 

 

 

答118 リンゴの地球儀です。米国のアーティストが作ったものです。増え続ける世界人口と食料の未来を考える特集にあった写真です。  ナショナルジオグラフィック(日本語版)のホームページから

アンカー 118

 

 

 

 

 

 

答117 「オードリー春日トュース」です。その日新聞報道を受けグーグルマップで探していたら見つけました。地図がこのようないたずらを受けていることに憤りを感じます。いたずらをする人を非難するとともに、新聞では、グーグルマップは”審査を経て変更や加筆ができる”とあり、今後は厳密な審査が行われることを期待します。  2015年4月21日朝のグーグルマップから(夕方には注記は無くなっていました)

アンカー 117

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答116 「心的な地図」と言っていました。物事を把握するときの一つとして、空間認識は重要であり、脳の働きを助けるものとしてこの心的な地図の考え方は理解できますし、重要な働きだと思います。

アンカー 116

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答115 永井荷風です。「地図」の中には、「凡そ東京の地図にして精密正確なるは陸地測量部の地図に優(まさ)るものはなかろう。」とも書かれていますが、陸地測量部の地図は趣のないものとして、江戸切図の良さを述べています。

アンカー 115
bottom of page