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答197 井上ひさしのお気に入りの一品は、地図でなく肖像画でした。「何時間眺めていても一向にあきることはない」と評し、自身の思い描いてきた伊能の人物像に合い、「小ずるそう」という印象なのだとのことです。また量定車は、伊能の19歳年下の師匠、高橋至時(よしとき)とされているそうです。なお新聞のタイトルにあるように、記念館には50、60代の来館者が増えているとのことです。
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答196 1952年9月17日に伊豆諸島南部の須美寿島の北約50km、ベヨネース列岩の東約10kmに位置する海底火山である明神礁が爆発し、小島ができました。そこで調査に向かった水路部(当時)の第五海洋丸が、調査中の9月24日明神礁付近で消息を絶ち、乗組員31名全員が殉職しました。噴火に巻き込まれたものと推定されています。島は消滅したり出現したりを繰り返しましたが、1953年以降は海面上には出現せず、現在は水深50ⅿほどとなっています。位置は北緯31度55分8秒、東経140度1分9秒です。明神礁の画像は海洋情報部ホームページの「海しる」にリンクしていますので、「地形・地質」の「等深線」を開き、明神礁付近を拡大すると、海底地形の概要がわかります。地理院地図に加筆、画像はウィキペディアから
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答195 Q7では、地図記号で史跡(しせき)名勝天然記念物を表すのはどれでしょうか?で、Q10では、伊能忠敬が作った「大日本沿海輿地全図」が重要文化財に指定されていますが、これを作るために歩いた距離は?でした。答は両方とも「ウ」でそれぞれ詳しい説明がありました。ただ歩いた距離は3.5万㎞でなく、4万㎞と思っています。
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答194 晴天時の課題は、外業が、閉合トラバース測量とその計算で、 形状は五角形、総測線長は 140m~150mで、測距は、光波により各測線とも必ず4回、各測角時に行い、角観測は、単測法で正反一対回とし、トラバースの内角を測定します。内業は、外業の野帳データをもとにトラバースの計算をし、完成させるもので、 外業36分、内業27分以内で行います。雨天時の課題は、観測結果(例はHまで提示されていますが、画像では一部表示)が与えられた八角形閉合トラバースの計算で、 制限時間30分未満でした。これらの結果の正確性とかかった時間で得点が与えられ、優勝が決まります。ちなみに、昨年は、北信越地区代表の県立新発田南(新潟県)が優勝、関東地区代表の県立磯子工業(神奈川県)が準優勝、3位には九州地区代表の県立都城工業(宮崎県)が入賞しました。全国工業高等学校長協会のホームページから
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答193 水準点(のそばにある国土地理院九州地方測量部が建てた看板を主体にしており、水準点はほとんど映っていませんでした)でした。しかし水準点については、水田と畑の境とか、本当の水が出てくるところなど、芸能人6人の判定者は誰も知りませんでした。そこで水準点は高さの基準などの役割があるなどの説明のほか、全国に約17,000カ所あることや、銀座にある水準点(実際の水準点)や国会議事堂の近くにある水準原点などの放映もありました。なおこの水準点の高さが18.7739mと言っていましたので、水準点の画像をクリックすると、その点の地理院地図が表示されます。
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答192 ”14年前、国土地理院が定める地図記号に、新しい2つの記号が誕生しました。「老人ホーム」ともう一つは何?”と「風車」の記号が出て、答える問題でした。回答者はタレントの吉村崇でしたが、正解していました。
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答191 「壺一、世界を身近に」、「壺二、視野を広げる」、「壺三、未来を感じる」でした。地球儀の特徴をとらえていると思いました。また地球儀のタイプとして、1行政タイプ、2地勢タイプ、3デザイン特化タイプの3種に分けていました。行政タイプは、国名や国境を中心に、地勢タイプは標高や水深を中心に示しており、デザイン特化タイプは、壺一の画像の光るもの、壺二の画像の膨らまして使うもの、壺三の画像の地球儀とタブレットを組み合わせて各種情報を表示できるもの、最後の画像の多角形のものなどが紹介されていました。
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答190 自然災害伝承碑の数は、全国で415基(2020年1月15日現在)でした。そのうち昭和東南海地震関連は”隠された震災”を暗示させているのか1基と放映されていました。場所は放映されていませんでしたが、調べると1955年に建てられた愛知県安城市にある碑で、昭和東南海地震の37日後に起こった三河地震と合わせた震災記念碑でした。また問190の画像の自然災害伝承碑は、昭和東南海地震と震源が共通している1854年の「安政南海地震」を伝える「大地震両川口津浪記石碑」で、大阪市大正区の大正橋のたもとにあります。なお地図記号として「自然災害伝承碑」が地理院地図に記載され始めたのが2019年6月ですが、地方自治体との協力で半年で400基を超え、現在も増えており、良い地図記号が作られたと思っています。
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答189 ”四半世紀以上も輩出し続けた地形図に慣れ親しんでいない教員に頼り、・・・重要な課題の一つだと思います。”としていました。すなわち地形を表している等高線等が十分読めないと思われる教員によって、地形などの日本の自然の教育の重要な課題だとしています。現在の教員の多くは、地図といえばグーグルマップなど等高線のない地図に慣れていることを述べています。また国土地理院の地形図が、以前は学校教育などに使われていたこともあり、四半世紀以上前都市部が多く売れていたのが、以降大幅に減っているいることも述べているものと思われます。
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答188 田邉 名誉教授は2012年以来国連地名標準化委員会の日本代表を務めています。また日本政府には、地名を文化遺産として扱う部署はそもそも存在していないため、この会議には出席していないとのことです。そして日本では地名の改名・命名権は事実上、地方自治体にあり、例えば南アルプス市の地名は山梨県にありますが、南アルプスのある長野県や静岡県民、それに全国の山岳愛好家の共有財産である山の呼称の調停ができていないことを、「私の視点」では問題としていました。
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答187 ”新たな地図記号「自然災害伝承碑」を制定”でした。2018年は”電子基準点「東京千代田」を日本水準点横に新設”と”ビッグデータを利用し登山道を修正した地形図を初めて地理院地図に公開”でした。国土地理院のホームページから
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答186 最も狭い湖は山形県南陽市にある白竜湖で、面積はわずか0.06k㎡しかありません。長径でも300mありません。最も広い池は、鳥取県鳥取市にある湖山池で、面積は6.8k㎡もあります。短径でも2㎞以上あり、白竜湖の1,000倍以上もあります。文字の並びを逆にして、池山湖に名前を変更したほうが良いかもしれません。南陽市と鳥取市のホームページから
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答185 3月15日には、日本では13年ぶりに新地図記号が誕生したとして、「自然災害伝承碑」が紹介されました。出された問題は、”この地図記号より13年前に設定された地図記号は「老人ホーム」でしたが、その記号は家の中にどのような図柄が表示されているでしょうか?”でした。芸能人の6組が答え、つえの向きが逆など似た答えは2組ありましたが、正解者はありませんでした。
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答184 チコちゃんの答えは、「奇跡の星があったから」でした。北極星のことで、常に北がわかる星に合わせるために、北が上になったとのことでした。なお北が上でない、オーストラリアと富山の地図も紹介されていました。なお地球の地軸はわずかに動いていることから、約2,000年後には隣の「エライ」という星が真北を表す星となるとのことです。
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答183 「土地家屋調査士の日」です。日本土地家屋調査士会連合会が、2011年(平成23年)6月22日に、7月31日を「土地家屋調査士の日」と制定しました。これは土地家屋調査士法が、昭和25年(1950年)7月31日、臨時国会で可決され、同日付けで施行されたことによります。土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記の専門家のことであり、他人の依頼を受けて、土地や建物の所在・形状・利用状況などを調査して、図面の作成や不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う技術者で、法務省の資格試験に合格する必要があります。なお土地家屋調査士の徽章は、五三の桐の中央に「測」の文字が入っています。土地家屋調査士連合会のホームページとウィキペディアから
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