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地図編XⅩⅥ  答392~答406

答406 答は「B」で、所ジョージは正解でした。答が出された後、矢印のところの山の等高線は2本で、手前の山は3本なので、手前のほうが高いという等高線に関する説明がありました。
5年生正解.PNG
5年生等高線説明.PNG
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答405 群馬県と長野県の県境にまたがって建てられている「渋峠ホテル」です。外壁の色も県境で異なっています。このホテルの固定資産税は、山之内町(長野県)と六合(くに)村(群馬県)に納めているとのことです。しかし地理院地図では建物記号に県境は横切っていませんし、注記も「渋峠ヒュッテ」となっています。ただ1951年の創業時は、群馬県が避難小屋として建設し、1965年に国道が開通したことを機に増築されたことから、当時の名が注記されているのかもしれません。なおグーグルマップもヤフーマップも建物は表示されていませんでした。
渋峠ホテル画像.PNG
渋峠地図.PNG
グーグルマップ渋峠.PNG
ヤフーマップ渋峠.PNG
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答404 札幌市の南西に隣接する喜茂別町の南西側の市町村界です。20㎞も直線が続くのは全国でもここだけだと思います。2㎞の距離を入れてあります。喜茂別町は面積約190k㎡、人口2,000人余りの小さい町です。なお喜茂別町のホームページには、この直線境界についての説明はありませんでした。
喜茂別町距離入り.png
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答403 1809年樺太(サハリン)が半島でなく島であることを発見した間宮林蔵の像です。地図生誕200年となる1980年(昭和55年)に宗谷岬より3km南西よりの第2清浜地区にある「間宮林蔵渡樺出港の地」に建立されましたが、1988年(昭和63年)に現在地に移設されたそうです。なおその他「日本最北端の地の碑」、「宗谷岬音楽碑」、宗谷海域海軍戦没者慰霊碑・平和の碑、あけぼの像、ラ・ペルーズの碑、宮沢賢治文学碑、祈りの塔などがあるそうです。なお伊能図の北海道部分は、間宮林蔵が作った地図をもとにしているとのことです。稚内観光協会のホームページから
宗谷岬地図.PNG
間宮林蔵像.PNG
402
 



 
 
 
 
答402 「日本海」です。地図には、日本海の海域がドイツ語で「JAPANISCHES M」(日本海)と表記されていることから、外務省幹部は、日本海の呼称は19世紀に広く使われ始め、「日本海という名称が世界的に認識されていた一つの証左になる」と載っていますが、海洋情報部にあったので、もっと早く見つかっても良かったのかとも思いました。
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答401 函館の五稜郭の北北東約3㎞のところにあります。箱館戦争の際に蝦夷共和国(箱館政権)が、明治2年(1869年)に築城された五稜郭を守る堡塁の一つで、4つの突起を持つ事に由来した名前となっています。空堀に囲まれ、土塁の規模は東西約100m、南北約70mの大きさで国の史跡に指定されています。地理院地図では史跡名勝天然記念物の記号が示されていましたが、四角形の形は表示されていませんでした。地図に示されている三角点は三等で、三角点の詳細を示した「点の記」を見ると、点名は「砲台跡」で、四稜郭の東の隅の砲台のあったところに設置されていることがわかります。国土地理院のホームページから
2020年7月25日TBS系で放映の「世界ふしぎ発見」で、四稜郭の説明がありましたが、その中でこの三角点(画像の右下)も映っていました。
四稜郭地図.PNG
四稜郭点の記.PNG
世界ふしぎ発見四稜郭.PNG
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答400 北海道の旭川空港と香川県の高松空港で、旭川空港では高低差18.75mあるそうです。滑走路は水平かと思っていましたが、その他にも高低差がある空港はあるそうです。
旭川空港.PNG
高松空港.PNG
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答399 「自然災害伝承碑」で、過去に起きた津波、洪水、火山災害、土砂災害などの自然災害の情報を伝える石碑やモニュメントを示す地図記号です。記号は「記念碑」の地図記号に縦棒が入ったもので、6月から地理院地図に、9月からは紙の地図に反映される見通しです。今迄一部は記念碑の地図記号で表示されていましたが、多くは未掲載でした。掲載のためには、市町村が郷土史などの裏付け資料や写真とともに、地理院に申請する必要があるそうです。3月18日の毎日新聞夕刊にも同様の記事が載っていました。朝日新聞デジタルから
自然災害伝承碑.PNG
 
 
 
 
 
答398 表示のないのは「バルーンさが」駅で、他の3駅は駅の表示と駅名の注記が有りました。「バルーンさが駅」は、通路を挟んで上り下り単式ホーム1面1線ずつを有しており、またこの区間は上り線と下り線の線路が離れているため、両線の間にホームと駅舎があります。なお一部の特急も停車します。ウィキペディアから
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バルーンさが駅.PNG
バルーンさが駅画像.jpg
ラベンダー畑駅.PNG
ガーラ湯沢駅.PNG
津島ノ宮駅.PNG
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答397 地理院地図では、小川沿いの両側に2本軽車道が描かれており、全部で11本確認できます。なお国道14号が千葉街道です。
菅原橋地図.PNG
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答396 府省庁連携防災情報共有システム(SIP4D)といい、警察や消防のほか、県、市町村、国土交通省など関係機関の持っている各種の情報を同じ地図の上に表示するシステムです。災害時、特に各地から援助に来ている人にも土地勘をもって行動でき、大変便利な地図システムとなっています。これは文部科学省防災科学技術研究所が生み、実際の災害時に参加しており、活躍しているそうです。なおこの地図情報は関係機関のみで共有されますが、自衛隊のお風呂サービスの場所については一般にも公開されたそうです。
防災技術研究所システム.PNG
SPI4D.PNG
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答395 この橋は、シューパロ湖に架かる三弦トラス鉄道橋「三弦橋(さんげんきょう)」といい、現在使われなくなった大夕張森林鉄道の跡です。そのため、地理院地図には描かれていません。この橋は、断面が三角形の形をしているのが最大の特徴で、国内唯一であり、世界的に見ても構造的に貴重な橋でしたが、2013年に夕張シューパロダムが完成したため、水位上昇時には水没してしまいます。
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答394 私鉄の複線以上の記号のほか、JR線で常磐線、東北線列車、新幹線、山手線・京浜東北線の複線以上の記号4本で合計5本描かれていました。日暮里駅付近はこれ以上の線路の記号は描けそうもありませんので、東北線列車の複々線、山手線・京浜東北線を合わせた複々線を、それぞれ1本で表示してあるのだと思われます。少し離れると、上下方向とも余白はありますが、途中から線路記号を書いたり枝分かれすると、論理矛盾となってしまうのかもしれません。なお駅から直角に北東方向に出て北西に走る線は、舎人ライナーで、ゴムタイヤで走る電車です。
日暮里地図.PNG
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答393 愛媛県大洲市にあります。大洲市のホームページには、”大洲盆地中央にそびえる「冨士山」は、その姿が富士山に似ていることから名付けられた標高320mの山。山頂からは大洲盆地と肱川を眼下に見下ろせる絶景スポットです。”と書かれています。
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答392 新島の漁船を雇い、島の近くに行っても上陸できず調査ができなかったため、後日再調査で船上からドローンを飛ばし、鳥居から祠まで含めて1.5mほどの小さな神社を見つけました。地理院地図の航空写真でも、神社記号のところにそれらしきもの(赤丸のところ)が写っていました。100年以上前に、新島に住んでいた青年が結核にかかり、住民に村八分に会ったため、母親とともに無人島だった鵜渡根島に移り、この神社(もう少し海側との説明がありました)にお参りして2年間で自然治癒したことが記録に残っていました。
神社写真.PNG
鵜渡根島写真.PNG
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