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地図編XⅩⅢ  答344~答359

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答359 「拍農高校前駅」です。駅の東北東約500mのところにある「柏木農業高校」に通う生徒が主な利用客で、駅舎は地元の高校生や住民らによって赤く塗装されたそうです。問のページにある地図の右端に高校の地図記号(文の文字を〇で囲んだ記号)があり、その高校です。ただ「前」は過大広告の気がします。左の画像は柏木農業高校で、画像の左方向に駅があります。画像をクリックすると地理院地図が開き確認できます。高校のホームページと弘南鉄道のホームページから



 
 
 
 
 
答358 津市白山町佐田にあり、建物記号のみ示されていました。近鉄大阪線の榊原温泉口駅の近くにあります。寶珠山大観音寺の境内にあるとのことですが、地理院地図ではお寺の記号も示されていませんでした。記念碑の記号付近にお寺の本堂があるとのことです。博物館の記号は、博物館法という法律による登録を受けた博物館や美術館などを表しており、この美術館は博物館法による登録を受けていませんでした。なおこの美術館は、2018年5月27日にテレビ朝日系で放映された「ナニコレ珍百景」の中で、珍百景として紹介されていました。
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答357 群馬県と新潟県の間の上越自動車道の関越トンネルの換気口でした。毎週水曜日夜7時からフジテレビ系で放映の「世界の何だコレミステリー」の中の”衛星写真で見つけた謎エリア”でやっていました。換気口は高さ40mほどあるコンクリート製で、上部にある笠のような部分の裏側から空気を取り込み、180m下のトンネル内部まで届け、上の穴から排気をしているとのことでした。このような施設をよく見つけて地図に記入したことに感心するとともに、間違ってはいないと思うのですが、トンネルの位置からだいぶ離れているのが気になります。
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答356 両方とも1車線道路のトンネルで、扇沢付近の地上部のみ庭園路の記号で表示され、「立山トンネル(専用自動車道)」と「針ノ木隧道(関電トンネル)」の注記が入っていました。やはり鉄道でなく道路として表されていました。5月の連休明けに行ってきましたが、雪と山が織りなす光景は見ごたえがありました。立山黒部アルペンルートと国土地理院のホームページから
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答355 香取市の伊能忠敬記念館で、4月24日から6月24日まで特別展「シーボルト家の地図」が開かれていることが載っていました。今年は伊能忠敬の没後200年で、それを記念して、伊能の地図に係わりの深い地図の展示がなされました。伊能忠敬記念館のホームページから
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答354 寺院、神社、港及び国境の地図記号が紹介されていました。番組では、50歳から測量技術を学び、緯度の長さを測り、正確な地図作成方法を踏まえた全国の地図つくりを、その時代の背景も含めて放映されていました。
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答353 四万十市にあり、四万十川の河口近くにありました。四万十川では最も長い沈下橋なので、よく撮影等に使われるそうです。四万十市のホームページには、市内にある沈下橋として載っており、なぜ高知県の資料に載っていないのか不思議です。四万十市観光協会のホームページから なお「半家」は「はげ」と読みます。
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答352 青森県津軽半島の中泊町を流れる川で、岩木川の分流のひとつです。岩木川の洪水防御のため、江戸時代末に放水路として掘られた川ですが、実際には平坦だったためその効果がなく、このような名前が付けられたとのことです。三角点の標高は1.3mとなっています。なおグーグル地図やヤフー地図には、この地名の注記はありませんでした。
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答351 メリットとしては①2つの地点の緯度と経度が比較しやすい、②狭い範囲なら形が良い、③インターネット配信しやすい、をあげていました。①については札幌とパリの緯度を比較して説明がありましたが、②と③については特に説明はありませんでした。デメリットとしては、高緯度では距離と面積のひずみが大きい、をあげ、メルカトル図法では同じくらいの大きさのグリーンランドとアフリカ大陸では、実際の面積は14倍の差があるとの説明をしていました。
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答350 筒賀断層は、下図の赤線付近を通っています。断層付近が地質が弱いため、浸食に弱く、直線状の地形的特徴が出ていることが多くあります。なお筒賀断層は、広島県山県郡北広島町から安芸太田町、廿日市(はつかいち)市にかけて分布する活断層です。筒賀断層の長さは約58kmで、概ね北東-南西方向に延びています。筒賀断層は右横ずれ(断層の向こう側が手前に比べて右にずれている)を主体とする断層です。左の地図は、政府の地震調査研究推進本部から
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答349 大図は1町を1分に、中図は1里を6分に、小図は1里を3分に縮小しています。すなわち1町=60間=360尺=36,000分で、大図は36,000分の1に、1里=36町=1,296,000分で中図は216,000分の1に、小図はその半分で、432,000ぶんの1となります。現在の単位で考えると、大図は1町(約109m)を1分(約0.3㎝)に、中図は1里(約3927m)を6分(約1.8㎝)にとなります。下の伊能図は江戸付近の大図で、国土地理院のホームページから
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答348 兵庫県赤穂市と岡山県備前市の境界です。広域で見ると所属界はこの島付近しかないことが解ります。
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答347 答はB巻物でした。明治17年から7年間使われたそうです。2万分の1の迅速測図の時代です。今の「文」の記号に慣れているせいかなじめませんが、明治の人には解りやすかったのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答346 武家屋敷に家紋のあるところは上屋敷(殿様や家族が居住)、は中屋敷(多くは隠居した主や成人した跡継ぎの屋敷)、は下屋敷(主に庭園など別邸としての役割)を表しています。下級武士はそれぞれの屋敷の中の長屋に住んでいました。
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答345 都道府県は北海道で、国土地理院の電子地図が使われたのは、防災関係の機関のうち、警察や消防は住所、海上保安庁は緯度経度、自衛隊は地点アルファベットと数字で表現する「UTMグリッド」を使うため、すべてを表現でき、切り替えも自由にできるからだとのことです。
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答344 「メルカトル図法」でした。副題に「約450年の歴史をもつ地図投影法」とあり、角度が正確に描かれる投影法で、「正角図法」ともよばれ、目印の少ない海上を航海する際役立つなどの説明がありました。「世界全体を表現できないから世界地図でない」として、次第に使われなくなりましたが、緯度を85度で切り落とすと、ちょうど正方形になり、地図を細かく分割しやすいことから、近年のインターネット上の地図サービスで使われてきていることも紹介されていました。
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