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総則編Ⅷ 答121~答136

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答136 Yは安い、Mは持ち運べる(ミウラ折りができる、もかねている)、Tは高さが読める(等高線がある、も可)、47は47都道府県すなわち全国を網羅していることを意味している、と田代さんの著「地図がわかれば社会がわかる」に書かれていました。同じような問題を番外編ⅩⅩⅪの問478で作ってしまいました。
 



 
 
 
 
 
 
答135 「地図のひみつ ひみつの地図」でした。展示には、①天文観測と精度の高い経緯度との関係の「天文と測量のひみつ」、②徳川吉宗による洋書解禁による「鎖国時代のひみつの世界図・日本図」、③江戸中期の諸外国の「ひみつの世界地誌」、④伊能図の作成方法と明治になって知られるようになった状況の「ひみつの伊能図」、⑤明治4年から置かれた三角点の「測量石のひみつ」、⑥軍事機密の印が押された「秘密図」、⑦地図用紙の変遷と三角点マークの透かしの「地図用紙のひみつ」、⑧「河川航行情報図 荒川」という「川の海図」、⑨江戸時代の絵図師による「絵図の世界」が展示されました。
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答134 ニュースでは、東京・渋谷区の複写フィルムなどの製造業「きもと」と放映されていました。「きもと」は、航空写真および諸種図面の撮影ならびに複製に関する事業のほか、地図用紙、航空写真の印画紙等も生産を行っています。放映では、「きもと」は「心からおわび申し上げます。障害者の受け入れ環境を早急に整えます」などとコメントしているとされたほか、ホームページでも謝罪文を掲載していました。なお「きもと」の本社はさいたま市ですが、首都圏ニュースでの放映だったので、営業部のある「渋谷区」の会社とされていました。NHKのホームページから
 
 
 
 
 
 
 
答133 (一財)日本地図センターと(公財)国土地理協会の共催の「地図地理検定」、株式会社JTB総合研究所が事務局になり運営している旅行地理検定協会が主催する「旅行地理検定」、(一財)日本水路協会が主催する「水路測量技術検定」、(一社)運転地理検定協会の主催する「運転地理検定」があります。そのほか、(公社)日本測量協会に講習と試験による「地理空間情報専門技術認定」があります。
「地図地理検定」は、地図の能力を認定する資格で、専門と一般の2種あり、成績上位者を1~3級に認定し、さらに優秀な成績のものには、「地図地理力博士」、「地図地理力準博士」の称号が与えられます。「旅行地理検定」は、旅先の地理や観光情報の知識を評価する全国統一試験で、国内地理および海外地理の2種類です。それぞれ4級から1級に分かれており、1級の最高得点者は「旅行地理博士」として表彰されます。「水路測量技術検定」は、海洋の利用、開発、環境保全などのために水路測量に従事する技術者の技術の向上を図るための検定試験で、沿岸1、2級、港湾1、2級があります。「運転地理検定」は、運転者の地位向上、雇用の安定、交通事故の防止、経済運行による省エネへの寄与などを極めるための資格で、都心部 (1~3級)、副都心(1級~3級)、首都圏 (2級~3級)、神奈川(2級~3級)、多摩(2級~3級)があります。「地理空間情報技術認定」には、基準点測量1、2級、写真測量1、2級、地理情報のGIS1、2級、応用測量の路線測量設計、河川測量設計、用地測量調査、地理調査の防災調査、環境調査があります。
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答132 海上保安庁海洋情報部のホームページによると、2017年(平成29年)の初日の出では、南鳥島が最も早く5時27分、本土で最も早いのは富士山で6時42分でした。本土で最も東にある北海道の納沙布岬は6時49分で、千葉県の犬吠崎、宮城県の蔵王山の6時46分についでいます。一般には東ほど日の出が早く、地軸が23.5度傾いている、標高が異なるなどの影響で、経度1度毎に約4分異なっており、標高1,000m毎に約5分異なっています。11管区海上保安本部のホームページから
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答131 〇に入るのは「違法伐採」で、だいち2号に搭載されている「合成開口レーダー」を使っています。合成開口レーダーは、アンテナから雲や雨を透過できる波長のレーダー波を発射し、対象物からの反射波を受けて合成する仕組みです。この仕組みを使って、昨年11月に「熱帯林早期警戒システム」をウェブ上に公開し、5ha以上の森林が伐採されると赤い丸が表示されるとのことで、システムは世界中のだれでも見ることができます。朝日新聞デジタルから
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答130 伊能の地元である佐原を治めていた旗本から、堤防修築を命られたことからだそうです。これは元国土地理院長の星埜由尚氏の「伊能忠敬 日本をはじめて測った愚直の人」からの引用でした。下の画像は、新聞の一面に載っていた写真で、伊能忠敬旧家の前で、読売新聞デジタルから
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答129 宿泊地は北海道から鹿児島まで、全国4,200カ所ほどあり、アプリのダウンロード料は、150円との事でした。測量ルートがスマホの画面上に表示され、宿泊地が半径500mの円で表示され、円内に入り静止状態でスマホの画面をタッチすると、画像のようなデジタルスタンプが記録されるとのことです。「ポケモンGo」に似ている感じです。朝日新聞デジタルから 2017年11月1日から、無料でのダウンロードが始まりました。番外編問337に関連の問題があります。
 
 
 
 
 
 
 
答128 起点となったのは東京都港区の「高輪大木戸」です。「高輪大木戸」は,赤穂浪士で有名な泉岳寺の近くにあり、1710年宝永7年)、東海道から江戸府内の入口として、また南の出入口として設けられたものです。現在国の史跡に指定されています。遺功表は、「高輪大木戸」からは少し離れていますが、港区の「芝公園」内に建てられています。画像は「高輪大木戸」でウィキペディアから
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答127 「模索期」です。平成11年8月に千葉県下で発生した独占禁止法違反事件を契機に、全測連は指導官庁である国土交通省から行政処分を受け、それが「模索期」の始まりとしていました。ぴったりとした言葉だと思いました。答の例として出した他の言葉は、「成熟期」を除いて暗くて申し訳ありませんが、実態の一部を示しているのではないかと思います。なお全測連は平成23年8月11日が創立50周年で、現在一般社団法人となっています。
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答126 専門家委員会は、地球規模の地理空間情報管理に関する専門家委員会です。また大学は、柏市内のある東京大学(柏キャンパス)、麗澤大学、二松学舎大学及び開智国際大学です。この合同企画展及び講演会等は、大学図書館の一般開放等のPRを目的に開催しているもので、2016年度で9回目となるそうで、10月3日~11月30日まで行われます。2016年は国際地図年(IMY:International  Map  Year)にあたることから、各図書館が「地図」を基本テーマにして行っています。
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答125 領海は新たに約70k㎡、排他的経済水域は約50k㎡​増える見通しだそうです。ちなみに陸地はもとの約12倍の約2.68k㎡になったそうです。下の画像は、2016年10月20日時点の地理院地図ですが、そのころの航空写真ではもう少し広がっていました。
 
 
 
 
 
 
答124 測量方法は、「レーザー計測」です。これは航空機から1秒間に50万発のレーザーを発射して、樹木の間を通って地上から跳ね返ってきたものをだけを測るもので、1m四方の地形がわかるとのことです。航空写真測量では、樹木に覆われたところの詳細な地形は把握できません。その測量成果を基に、地形を立体的に見えるよう赤色で彩色した地図が「赤色立体地図」との説明でした。左の画像は、航空機からのレーザーが、地表から跳ね返っていく様子を表したものです。真中の画像は、赤色立体地図で、溶岩の流れ出た様子が、富士の樹海で初めて分かったとのことで、右の画像は、それを鳥瞰図としたものです。赤色立体地図は、ブラタモリでは毎回のように使われていましたが、原理等の説明があったのは今回が初めてです。航空測量会社技師長、火山学者の千葉達朗さんが説明等を行っていましたが、終わりに資料提供として、アジア航測の名前があり、東京地図研究社もありました。
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答123 2016年10月10日から13日までの3日間計測した値ですが、国土地理院では、平日は13,600~15,700件、休日は2,400件で約6倍の差がありました。(公財)日本測量協会では、平日は800~900件、休日は約100件で約8,9倍の差がありました。国土地理院にこのような多くのアクセスがあることを初めて知りました。なお(一財)日本地図センターも調べたかったのですが、カウンターが見つかりませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答122 無人機による方法でした。12年4月27日から5月27日の間にGPSを搭載し地理データを収集し、9月19、20日、10月1日の3日間2千分の1の地形図作成のための測量を実施し、毎回の航続距離は760km以上、計386枚の航空写真を撮影したとのことです。画像は2015年9月に軍事パレードに登場した中国の無人機 千葉日報のホームページから
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答121 「掘りだす」でした。運慶が木の中に埋まっている仁王像をのみで彫りだしたように、森林や建物の下に隠れている地形を掘りだすようにして等高線を描いたそうです。1964年に始まった2万5千分の1地形図の整備事業は、1983年には一部の離島を除き整備が終わり、残る北方四島も2014年に衛星写真を使って刊行を終えています。画像は新聞に載っていた2万5千分の1地形図「鎌倉」の一部です。朝日新聞デジタルから
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