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地図編Ⅺ 答156~答171

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答171 約10,700枚でした。非常に多いとは思いますが、下の個々の写真をつなぎ合わせた画像でもわかるように、1枚の範囲は非常に狭く、また撮影の場合抜けが無いように撮らなければならず、特に山だとどこを撮ったのかがわかりづらいため、念を入れて撮った結果だと思います。なお画像は島の一部ですが、発表では全体が入っています。国土地理院のホームページから
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答170 飛び地は京都府笠置町で、京都府木津川市の中にあります。南西の県境の市は奈良県奈良市です。明治22年の市制町村制の施行により、入会地であったところを、当時の4村で、地価も基準にし、私有地の所有者が居住している村につながるように分割した名残だそうです。
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答169 大阪市豊中市蛍池西町3町目555番地 大阪国際空港ターミナルビル内 です。面積も広いし、伊丹空港と言っていたので伊丹市かと思っていたました。空港ターミナルビルの事務所ビルと阪神高速の大阪空港出入り口が豊中市側にあることからだそうです。駅では駅長事務室の場所、大学も本部事務所のあるところなど、主要事務所がある場所が住所となっています。注記は全体の中心に置かれますが。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
答168 瓢箪島です。広島県尾道市と愛媛県今治市に境の無人島ですが、高さ34,9mの三角点があります。関連問題が問88にあります。
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答167 ①は埼玉県加須市、②は群馬県板倉町、③は栃木県栃木市(合併前は藤岡町で、塗りつぶしたところは藤岡町と書かれていました)です。標高15m程度で三県の境となっているのは、茨城、千葉、埼玉県の境もありますが、そこは江戸川の河川の中となっています。また岐阜、三重、愛知県の境も長良川の中ですが、この付近の標高は5m位です。なお右上の水部は、渡良瀬遊水地で、下から左上の鉄道は、東武日光線です。
なおこの県境に関してこの3市町が県境点の正確な位置を確認しようと測量調査をしていることが、2016年2月5日の朝日新聞朝刊に載っていました。その点は現在は田んぼの中で、地権者が置いた3県境を示す手作りの看板があるだけだそうで、9日に3市町の担当者や地権者が立ち会って確認したそうです。2017年2月16日の朝日新聞夕刊には、「3歩で3県散歩」とのタイトルで、3県めぐりのイベントの記事が出ていました。画像は朝日新聞デジタルから(左が2016年、右が2017年)
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答166 注記は「網走監獄」となっています。放射状になった建物は、中心から監視がしやすいためで、これが判読のカギです。かつては網走番外地とも呼ばれ特定の人しか入れませんでしたが、今では誰でも大人1,080円で入れます。なお2015年10月16日文化審議会は、網走監獄等8件を新たに重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申を行いました。博物館網走監獄のホームページから 
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答165 三重県の県民手帳でした。10月5日に一冊800円で販売されましたが、その中の地図では伊賀市と名張市が逆(画像参照)に表示されていました。購入者からの問い合わせで分かったそうです。この県民手帳は三重県印刷工業組合が出しているものですが、三重県のホームページには、県の校正段階でのチェックが不十分であったとして、早速お詫びの文と修正シールを書店等で配布します、と載っていました。数年前千葉県庁に行った時に千葉県の県民手帳を見つけて購入しましたが、県の特徴等が載っていて大変便利な手帳だと思いました。画像は毎日新聞のホームページから
 
 
 
 
答164 これは道路記号で、記号道路の3m未満の道路(軽車道)を表していますが、この表現では起伏に沿って直線に走った道路となっており、明らかの不自然で、トンネル記号の表示ミスです。ここは2004年の新潟中越地震で損害が大きかったのですが、このトンネルは壊れませんでした。地震の2年後に行きましたが、東側は1998年に開通した中山トンネルの上まで幅2m位の通常の道路ですが、直線部分はトンネルとなっており、西側は中山トンネルの出口付近まで続いていました。このトンネルは、中山隧道と呼ばれ、冬の安全な交通路として昭和9年から工事をはじめ、途中中断がありましたが昭和23年に完成しました。西側の集落の人の手掘りで作られ、手掘りのトンネルとしては日本一長いトンネルで、2006年には土木学会選奨土木遺産に指定されています。下は西側の出口の現在と開通時の写真です。長岡市のホームページから。
10月6日、間違いではないかと国土地理院にメールで問い合わせたところ、8日、地元に確認し間違いであったので修正する旨のメールが届きました。(12月28日地理院地図を確認したところまだ修正されていませんでしたが、2月12日確認したところ下の地図とおり修正されていました。)
​​2017年9月20日の朝日新聞夕刊にも「雪国の手掘り隧道」とのタイトルで、このトンネルが載っていました。
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答163 「アプリ」です。最近はスマートフォン向けの地図アプリが充実し、目的地まで案内してくれるなど便利な機能が盛りだくさんとなっています。そこで、代表的なグーグルマップのアプリの基本的な使い方が詳しく載っていました。また、①グーグルマップでは、検索機能が充実、音声でも検索可能、ストリートビューは実際の景色を写真で見られる、道路の渋滞など交通状況がわかる、②ヤフー地図では、カーナビなどの連携アプリが充実、混雑レーダはエリアや施設の混み具合がわかる、前後1時間の雨雲の動きがわかる雨雲レーダーも、③地図マピオンでは、建物名などの情報量が多い、海抜を表示、周辺検索では最寄りのトイレやコンセントが使える店などを探せる、などの特徴が載せられていました。
 
 
 
 
 
 
 
答162 この川は千葉県の養老川の支川の夕木川ですが、トンネルは、川の蛇行を解消し、得られた河道跡を田んぼにするために掘られたものです。近世から明治にかけて上総国で多く行われてきた方法です。もちろんトンネルでない場合もあります。今尾恵介氏の「地図入門」(講談社選書メチュ)に書かれていました。今ハート形の水面がみられるとして有名な「濃溝の滝」(下の画像)も小櫃川の上流で掘られたトンネルとそれに伴いできた滝です。君津市のホームページから
2016年7月27日の千葉日報の【おもしろ半島ちばの地理再発見】に、「蛇行を利用、先人の知恵 房総特有川廻しの新田」とのタイトルで詳しい説明がありました。
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答161 39.8mでした。地理教育者の釜瀬新平氏が中心となって、当時の最も正確な輯製(しゅうせい)20万分の1地図を2倍に拡大し、山の高さは3倍に強調して作成されました。起伏は和紙に布海苔を加えた練紙で作成しており、軽量・堅固な模型でした。また鉄道線路にはミニSLを、航路にはミニ汽船を配置してありました。4月30日開幕から、12月1日の閉幕まで、約2,000万人の入場者があったそうです。模型は現地で解体され、一部の写真のみが現存しています。長野覺氏の『1904年(明治37)聖路易(St.Louis)万国博出展の「大日本帝国交通地理模型」(1:100,000)について』(歴史地理学2001年6月号)から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答160 「日本の火山を科学する」(神沼克伊。小山悦郎著)によると、北海道渡島半島にある駒ケ岳で1981年です。森町をはじめ駒ケ岳周辺の5町の自治体が作成し、全戸に配布しました。駒ケ岳火山をよく知り、大噴火の時の避難場所を平常時から理解してもらうためです。ハザードマップ作製以降、1996年に1回、2000年に5回の小噴火が観測されています。なお駒ケ岳南部の景勝地大沼小沼は1640年の噴火で創出された景色です。森町のホームページから

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答159 岩手県の花巻市です。花巻市街地や陸軍飛行場が爆撃された際の航空写真5枚が見つかりました。これにより、500ポンド(約230kg)爆弾を落とした位置や火災の広がりがわかったそうです。なおこの写真は、Obanazawa を訂正し、ICHINOSEKIと書かれていたとのことでした。同時に広島県呉市、長野県上田市、大阪伊丹空港等の航空写真も見つけ、合計35枚になったとのことです。市民に閲覧しているほか、コピーもできるそうです。花巻市のホームページから なお(一財)日本地図センターがアメリカの公文書館で見つけた各地の戦中の航空写真は、同センターで販売されています。

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アンカー 158

 

 

 

 

 

 

 

 

答158 ドイツです。地図は、1780年代に尖閣諸島周辺などを探索したフランスの航海家の情報に基づき、ドイツの地図発行人が1804年に作製したものです。尖閣諸島が琉球と同じ色で塗られ、台湾との間に線が引かれているそうです。長崎純心大の石井望准教授がインターネット上の古書店で見つけました。石井氏によると、これまでは尖閣諸島が琉球に含まれていると示す地図は、1868年のドイツ製のものが最古とされていたとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

答157 龍岡城(たつおかじょう)は、長野県佐久市田口にある国の指定遺跡である日本の城跡で、函館の五稜郭とともに幕末期に築城された五角形の西洋式城郭です。地図からは半分が残っていることが読み取れますが、空中写真だともう少し鮮明にわかります。25年ほど前行きましたが、知らなければ地上からは小学校と思うだけです。ヤフー地図の写真から

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答156 北海道の雨竜川上流にある「朱鞠内湖」(しゅまりないこ)です。面積は23.73k㎡で、日本で19番目に広い秋田県の田沢湖ほどの広さです。ダムは発電用として作られた高さ22mのアース式(土で作ったダム)で、昭和18年に完成しました。

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