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地図編XⅥ 答230~答245

答245 天井川ではありません(笑)、滋賀県草津市にある旧草津川の天井川跡です。平成14年に天井川から新しく付け替えた新草津川に切り替えが行われ、旧草津川は廃川となりましたが、形状は残っています。30年ほど前、夜草津市のビジネスホテルの3階に泊まった時、朝起きたら窓に土の壁が迫っており、自分の目より上のところを人が歩いていたことをまだ覚えています。そこで初めて天井川を実感しました。新草津川はこの旧草津川の南を流れており、JR線も国道も橋で川を越えています。画像をクリックすると確認できます。国土交通省のホームページから



 
 
 
 
 
 
 
 
答244 神奈川県のほぼ中央にある大和市です。大和市のホームページによると、大和市は9月20日、NPO法人クライシスマッパーズ・ジャパンと「大和市での災害等における調査研究・支援活動に関する協定」を締結しました。この協定により、災害発生後速やかに、同法人はドローンを飛ばして市内の被災エリアを空撮し、撮影した静止画とともに、被害状況などを著作権フリーの地図である「オープンストリートマップ」に反映し、そのデータを市へ提供します。自治体として、このような取り組みを実施するのは全国初とのことです。なお国土地理院も、災害時の航空写真撮影について、(公益財団法人)日本測量調査技術協会と協定を結び、災害時の写真撮影について多くの成果を得ています。画像は大和市のホームページから
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答243 九十九里浜にある横芝光町です。下の地理院地図の十字のところの町立大総小学校の4・5年の児童15人が、忠敬時代の測量で地図作りを行った、と載っていました。この北北東1㎞位のところにある「小堤」は、伊能忠敬の父の生家である神保家のあった場所で、忠敬は10歳からここで勉学にいそしんだと伝えられています。
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答242 旧陸地測量部が作成した縮尺2万分の1の「2万正式図」です。船橋市のホームページには左の凡例(陸地測量部の正式2万の凡例と同じ)が載っていました。右の画像は2万正式図「船橋」の諸元情報 国土地理院のホームページから
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答241 「三角点通」です。左が始点付近のヤフーマップ、右が終点付近のグーグルマップで、それぞれ赤の矢印のところに「三角点通」と書かれています。クリックすると元の地図のページが開き、拡大すると何か所にも注記されていることが解ります。昭和初期、この道路の北側にあるモエレ沼近くに三角点が設けられ、その三角点と都心を繋ぐ街道の意で命名されたと言われています。この三角点は今はモエレ沼公園の中のモエレ山の山頂に移転されています。なお正式名は、「苗穂三角街道線」です。
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答240 熊本県のやや南部に位置する美里町にあり、石段の数は3,333段で、地図上では約1/15の数となっていました。この石段は、1,200年の歴史がある釈迦院(八代市泉町)の表参道である御坂に、昭和63年に作られたものです。なお2番目の山形県羽黒山の場合、石段の数は2,446段で、地図上では約100段ですので、約1/24です。羽黒山の場合途中の徒歩道の短い石段が省略されているのかもしれません。美里町のホームページから
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答239 警察署、消防署、税務署の地図記号でした。答えた高校生は、記号はすべて知っているので出題とともにボタンを押したと答えていました。なお出題者の方からの解説で、東京オリンピックに備え、外国人に分かりにくい地図記号は外国人向けの地図では変更する予定だとして、交番と郵便局の例を挙げていました。警棒とか逓信省を基にして作った地図記号では、外国人はもちろん若い人でもわからないと思います。なお出題した3つの地図記号は変更ないことも解説していました。
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答238 答は②です。昭和45年の大阪万博より前で、名神高速道路が開通していることが分かるので、昭和39年の東京オリンピックごろより以降が分かります。地理五輪に出るような生徒に対しては比較的簡単ではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答237 標準図式(2500)レベルでは、赤の矢印のように円形の普通建物の中に、道が通過しているように表示されていますが、標準図式(25000)レベルでは、高層建物(推測)の記号の上に高速道路が通過しているように表示されています。建物は投影上の大きさで表示されていますが、高速道路は二車線の記号道路で拡大表示されているため、建物の外郭線の一部しか表示されていません。トンネル記号で書かれているのかと思っていましたが、描ける大きさではないこともわかりました。なお黒の矢印は料金所で、25000レベルでも表示されていますが、こちらは拡大表示されているものと思われます。
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答236 高架道路記号の中に、路面の鉄道の記号が書かれ、駅の記号と駅名も表示されています。またガイドウェイバス志段味線との注記も入っています。バスは、専用道路区間ではほぼ自動運転で、運転手はハンドルに触れる必要はありませんが、この区間を過ぎると、普通のバスとなります。
 
 
 
 
 
 
 
答235 山口県にある宇部興産専用道路です。日本一長い私道で、宇部港にある宇部興産宇部セメント工場と、美祢市にある宇部興産伊佐セメント工場とを結んでいます。見た目には高速道路と同じで、工場の超大型車が高速で走行していますが、一般車は走行できません。もちろん道路交通法等の適用も受けません。地理院地図では、注記は入りますが、市町村道と同じ扱いの表示で、小縮尺にすると表示は消えます。宇部興産のホームページから
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答234 株式会社カブリで作成されている「rinkak凸凹(りんかくでこぼこ)マップ」という立体地図で、10㎝四方で6,000円でした。意外と安い気がしました。またタモリが作成をお願いした地域は、高校の教科書に河岸段丘として出ていた群馬県の「沼田」地区です。番組の中で、タモリは東京に上京するとすぐここを訪れ、地形が好きになったことや、沼田市は河岸段丘の上に発展した街であることなどを説明していました。私の高校の時の教科書にも河岸段丘の典型地として沼田が載っていました。なお番組の冒頭、タモリが”34年間ここに勤めています”と言って、「タモリ倶楽部」が長寿番組であることを宣伝していました。
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答233 山梨県の富士五湖地方です。富士五湖では、昨年水上バイクなどで16件の水難事故が起きていますが、救助活動の際に湖に目標物が少なく、現場の特定に時間がかかっていました。そこで山梨県富士五湖消防本部では、この「水難救助マップ」を作成したとのことです。マップは5つのそれぞれの湖を大きさに応じて6~23のエリアに分けて、アルファベットのAから順番に名前をつけ、湖岸にあるレストランや公共施設など目印になるような建物も表示することで、土地勘のない人でも事故があった場所を説明しやすいようになっています。水深だけでも国土地理院の湖沼図が活用されていればよいのですが。
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答232 日本テレビ系で毎週日曜日夜7時から放映されている「鉄腕ダッシュ」の2016年8月7日の放映でした。この日から新たな企画として始まった、「新宿DASH」という昔新宿にいた動植物をよみがえらせ、”人間と生き物が共に暮らせる未来の街つくれるか”というコーナで使われていました。下の画像のように現在の都庁付近は昔何であったのかを調べるために iPod用の「東京時層地図」を使っており、現在の地図の横に、明治の迅速測図が同じ縮尺で映し出され、両方が連動して動くことに主人公のTOKIOのメンバーは驚いていました。実際に未来の街をつくるところは、高田馬場の東京富士大学の屋上となりましたが、今後どのように展開していくか楽しみです。なおテレビの画像には、右上に「東京時層地図」日本地図センターと書かれていました。
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答231 茨城県常陸大宮市と沖縄県大宜味村にあります。常陸大宮市の「津波」は、那珂川沿いですが河口から数十kmさかのぼったところで、津波の心配はありません。大宜味村の方は、「つは」と読み、海抜10m以下のところから、南に5㎞ほどの海抜150m程度のところまで広がっています。そのため「津波」の注記は2か所にありました。なおその奥には「津波山」もありました。
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答230 大分県中津市と日田市の境にある一尺八寸山(みおうやま)です。標高は706.7mです。2位は北方領土の最高峰である爺爺岳(ちゃちゃだけ)、3位は大分県日田市の月出山岳(かんとうだけ)でした。そこで1位と3位のある日田市で「日本全国難読山名サミット」が、2013年10月に開かれました。
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