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番外編XV 答223~答237

答237 シーボルトです。見つかった地図は、西日本各地を収めた5枚で、江戸後期に来日したドイツの医学・博物学者で、ドイツのヘッセン州の子孫にあたるブランデンシュタイン・ツェッペリン家で発見されました。この地図は日本の国立国会図書館が所蔵する伊能図の小型版「カナ書き伊能特別小図」の基になったとみられています。このうちの1枚は、国立歴史民俗博物館の企画展「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」(2016年7月12日~9月4日)で展示されます。国立歴史民俗博物館のホームページから
​6月29日の読売新聞朝刊に、「伊能図の写し 欧州に」とのタイトルで再度掲載されていました。
 

 
 
 
 
 
 
 
答236 インドです。インドはパキスタンと永年にわたってカシミール地方の領有権を争っており、インド領と表記しなければ、最高10億ルピー(約16億円)の罰金や最長7年の禁固刑を科す内容の法案となっています。最近インターネットで「誤った地図」が広まっているという危機感からだとのことですが、パキスタンは猛反発しています。読売新聞のホームページから 画像をクリックするとグーグルの地図が出て、比較できます。
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答235 「チーズ」です。ちなみに2016年6月8日の放映は「山形県」で、サクランボ、将棋と花笠音頭の紹介でした。NHKのホームページから
 
 
 
 
 
 
 
 
答234 NHKの毎週土曜夜7時半からの「ブラタモリ」です。測量・地図の普及啓発に顕著な業績を上げたとして感謝状を送ったとのことです。「ブラタモリ」は、タレントのタモリ氏が各地を訪ね歩き、その土地の自然や歴史を解き明かしていく番組で、国土地理院は、「視聴者が地図や地理に興味を持つきっかけとなっている」と評価しています。私も毎週欠かさず見ており、いくつかこのクイズでも取り上げています。「タモリのブラブラ足跡マップ」NHKのホームページから(2016年6月4日伊勢を放映)
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答233 オランダの画家ヨハネス・フェルメールの天球儀が描かれている「天文学者」です。「天文学者」は、1668年ごろ描かれたもので、51×43㎝の大きさで、現在ルーブル博物館が所有しています。まえがき部分の1行目は、表紙にも書かれているように、”はじめに 本書は不遜な歴史書だ”で始まっています。
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答232 「そろばん塾」です。今時珍しいと思いましたが、伊能忠敬の時代重要な計算機器だったことと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答231 「鉄鎖」です。一尺の鉄の棒が60本つながったもので、香取市の「伊能忠敬記念館」にある模造品を使って、利根川の河原で実証していました。直線を測るには、植物などがあっても今の巻尺に比べて測りやすいことは実証されましたが、重た過ぎる測量道具です。そのため歩いて全国を測量するには、「あまりに不便すぎる珍発明品」として、「伊能忠敬記念館」の方の説明で、紹介されていました。その他の珍発明としては、33年前に発明され当時は誰にも使われなかった「自撮り棒」、日本でライト兄弟より早く設計し、試作を自費で行っていたが、初飛行は先を越された「玉虫型飛行機」の話がありました。NHKのホームページから 2017年4月からは放映時間が毎週木曜夜10時25分からとなっていましたが、2017年9月で終了しました。
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答230 左上から、群馬県渋川市、兵庫県西脇市、明石市、静岡県東伊豆市です。渋川市のは、日本の中心である地図を表しており、1984年に北海道と九州の真ん中だとして「日本の真ん中へそのまち」を宣言しています。西脇市のは、東経135度線、北緯35度線が交差していることを表しており、西脇市のシンボルマーク「へそどり」と 周囲に市の花シバザクラをデザインしています。明石市のは、標準時刻の町なので、東経135度子午線と 明石天文科学館と日本地図、下部には市章も描かれています。東伊豆町のは、町章と東伊豆町の地図に地名が書かれカモメが飛んでます。なお下の画像は北海道富良野市ので、富良野市が北海道のちょうど中央に位置しており、 北海道の地図の真ん中に〇印(へそ)を付け、 お腹に顔を描いて(へそが口になる)踊る「北海へそ祭り」のキャラクター「へそ丸くん」を描いています。日本マンホール蓋学会のホームページに載っていました。
BSフジの平日夜10時からの「クイズ!脳ベルSHOW」で、2017年7月3日の放映では明石市のマンホールがクイズとして出ていましたが、マンホールには「あかし」の文字はありませんでした。
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答229 横浜市中区の中華街にあります。日本マンホール蓋学会のホームページに載っていました。1990年、横浜市政100年記念で作られ、JR根岸線、ベイブリッジ、横浜スタジアムなどが描かれた絵地図となっています。マンホールの蓋は鋳型で作るので、大変な作業がと思いますが、これを見ていると楽しくなります。ただ現場でどのくらいの人が見ているか、数えてみたいと思っています。なお下の画像は、地下に埋蔵された国土地理院の水準点の穴の蓋です。上段に水準点、下段に建設省国土地理院と書かれています。船橋市の基準点の蓋は、わが家の近くで2カ所見つけましたが、単に「基準点」と書いてあるだけでした。国土地理院のホームページから
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答228 「世の中」です。2016年4月27日の放映は交番で、地図記号は「X」をまず説明し、交番の役割、警察官の活躍状況等と続き、その中で、警察官独特の地図への記入方法とその使い方も解説していました。さらにXが警棒をクロスした形から来ていること、最後にXに〇をつけると警察署としていました。2週同じ番組で、今まで20題材ほど放映されていました。蛇足ですが、「知っトク地図帳」の「トク」は「徳」することの掛け言葉だと思います。NHKのホームページから
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答227 建物は浅草天文台で、球形のは簡天儀と呼ばれる天体の位置を測定する装置です。天文台は、江戸幕府の天文、暦術、測量、地誌編纂、洋書翻訳などを行う所として、天明2年(1782)に現在の新宿区袋町から移転して建てられました。ここでは高橋至時(よしとき)らによって、西洋暦法を取り入れた「寛政暦法」が作られ、また伊能忠敬も測量関係を学びました。当時の地図には「頒暦所御用ヤシキ」と記されており、幕府崩壊まで存続し、そこで使われていた機械類は開成学校(東京大学の前身)に引き継がれました。現在その場所には台東区教育委員会の「天文台跡」との説明文がありました。右の画像は拡大図。問の画像は国立天文台図書室のホームページから
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答226 福島県にあります。回文となる可能性のある都道府県は山形県、山梨県と山口県だけですが、岡山県に「山形仙」という人偏がなければ回文となる山はありました。
 
 
 
 
 
 
 
答225 「ステレオグラム」です。立体視の表現が大変うまく、「解りやすい測量用語辞典」が作られたら載りそうです。この文の後、終戦直後の米軍の写真で、今と同じとわかる建物は大丸とそごうしかなかったこと、クレータみたいのが写っており、爆弾が落ちたことを初めて実感したこと、などが述べられていました。「その街の今は」は、2006年の作品で、28歳の歌ちゃんという女性の日常の出来事を淡々と述べ、温かみを感じる小説です。芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞を受けており、ドラマ化もされ、2011年の 日本放送文化大賞準グランプリ を得ています。 
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答224 主に時代劇に出ている俳優の高橋英樹さんです。江戸時代の古地図を見ながら街を散策するのが大好きだそうです。テレビ朝日のホームページから
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答223 千葉県山武(さんむ)市です。2006年(平成18年)3月27日に、千葉県山武郡成東町、山武町、松尾町及び蓮沼村の3町1村が合併してできた面積146.77k㎡、人口53,866人(2016年4月)の市です。もちろん太平洋に面していますが、九十九里66kmのうち8kmしか面していませんので、九十九里市でも問題です。当時の古谷淳・松尾町長は「決してパシフィック・オーシャンの意味ではない。大きな希望を持った平和な市と理解してほしい」と釈明していましたが、一自治体が日本より広い『太平洋』を名乗るべきではない、という趣旨の抗議が相次いだため、郡の名前の山武市に変更されました。画像は山武市章で、全体は山武市の山ですが、右の水色は太平洋の波を表しているようです。画像をクリックすると山武市付近の地理院地図が開きます。
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