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アンカー 178

番外編Ⅺ 答163~答178

答178 背表紙だけでしたが「伊能図大全」で、全7巻のケースでした。「上質の地図」を意識して映された感じはしますが、本の題は分かる形で映されていました。「伊能図大全」は、伊能図の大図、中図、小図をすべて網羅したもので、2013年に河出書房新社から出されています。なお神楽坂の本屋街とは、矢来町にある「新潮社」の周辺をさしているようです。新潮社に勤めている友人に聞いたところ、このうち一軒は新潮社が経営しているとのことでした。画像をクリックするとその周辺の地理院地図が表示されます。
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答177 高尾です。登山客の多い高尾山の人気を受け、神奈川県の西丹沢や東丹沢、東京の奥多摩など関東各地の登山地図を相次いで発行し、計5種類で発行部数は10万部にのぼり、会社の売り上げの4分の1から3分の1を占めているそうです。このような現象は、地方市場の縮小で、地元だけでは採算に見合う企画がなくなっており、東京という穴場に目を向けた企画が受けている、と分析しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答176 高さ55mと、この付近で最も高い観覧車が建っているところでした。2010年から発掘調査が行われ、八角形の一辺12.5mの石敷きが出てきており、復元図の高さは81m、1083年に建てられ、1342年に火災で消失したとのことでした。BS11のホームページから なおこの「古地図で謎解き」は、この法勝寺が第1回で、75回放映され、2017年3月29日で終了しました。
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答175 「男」です。この小説には、土地ごとの物語がびっしりと書き込まれている大判の関東地域地図帖を小脇に抱えた奇妙な漂浪者に遭遇し、その中の千葉県北部の数字の付いた地名の話、東京二十三区の区章をめぐる話、奥多摩で逃亡生活をする少年少女の話などが語られる話です。小説の中では、この地図に書き込まれた物語を”精密さの狂わない三次元空間把握、虫眼鏡で街の細部を見るようでありながら、常にそのビジョン複眼をもった昆虫が俯瞰しているみたいに広くて、立体的だ”と評していました。また「地図帖(そこ)には、彼女がいるんだな」とも書かれていました。
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答174 青森市市街地の南西にある青森競輪場内です。青森競輪場温泉といい、競輪選手の宿舎で掘ったボーリングからたまたま温泉が湧きだしたそうです。入場料は実施日に競輪場内で購入された車券(100円~)を係員に提示することで入れます。タレントのスギちゃんが入って紹介していましたが、硫黄のにおいのする赤褐色の温泉でかけ流しとなっています。ただ入浴できるのは、月に特定の数日となっています。
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答173 群馬県桐生市にある上毛電気鉄道の駅で、「ふじやましたえき」です。渡良瀬川に面した駅で、近くに富士山信仰の浅間神社があり、その関係で駅名がつけられています。また2014年には当駅を富士山の最寄駅と勘違いした外国人観光客を題材としたGoogleの検索アプリのCMが制作されています。ウィキペディアから 右下は山梨県の富士山駅周辺の地理院地図

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答172 岡山県立の高校です。和気町にある伝統校で、江戸時代(1670年)に庶民も学べる閑谷学校の流れをくみ、1965年に現校名なりました。「国語表現」の時間などを活用して新聞投稿を行っているとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答171 青森県おいらせ町です。北緯40度40分なので、像の大きさもアメリカの四分の1の大きさだそうです。 制作費は竹下登内閣時代のふるさと創生資金によるものです。おいらせ町のホームページから

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答170 岩手県の西和賀町の県境近くの巣郷温泉で、秋田県(横手市)と岩手県の県民による綱引「いわて・あきた県境国取り合戦2015」が行われました。それぞれ30名づつの男女それぞれと混合の3番勝負で、秋田県側が勝ったことにより、岩手側に50cm移動しました。今回は第7回で、この結果岩手の4勝3敗となり、当初からは50cm秋田県側に移動していますが、残念ながら地図には表せない距離です。2016年は中止となりました。西和賀町のホームページから

静岡県と長野県の境の兵越峠でも「峠の国取綱引き合戦」が行われており、「勝」とこちらは1m移動します。静岡県は浜松市で、長野県は飯田市で、2016年10月23日で30回を迎え、信州側4mの勝利となっています。遠山郷観光協会のホームページから   2018年12月9日テレビ朝日系で放映の「珍百景」で、この綱引きを放映していました。

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答169 電子水準器です。電子水準儀というと、測量ではバーコード付きの標尺を使い、高さを自動読み取りできる水準儀ですが、ここの電子水準器は、1マイクロメートルのゆがみも見逃さない精度のもので、20センチごとに区分けしてスタートの基準面との差を書き込んでいってく機器です。”ぱっと見真っ平らに見えるが中央部分で9.2マイクロメートルへこんでいた。”として手作業でこの高まりを削っていました。岐阜県にある関ヶ原製作所で行っていました。なおこの会社は地理院地図に注記がありました。NHKのホームページから

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答168 日本ロゲイニング協会のホームページによると、オーストラリア発祥の大規模スコアオリエンテーリングのような競技で、基本は2名以上のグループで行います。日本では2002年に長野県菅平高原にて開催されたのが最初と思われ、競技は各種段階がありますが、フルロゲインは、制限時間が24時間です。この24時間に新聞1面くらいある2万~3万分の1スケールの地図上に示されているコントロールに付与された異なる得点をどれだけ多く集めるかの競技です。なお、優勝者でも時間内に全てのコントロールを取ることは難しいとのことです。

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答167 タイトルは、”地形把握 登山に必須”と書かれており、現在の登山人気に対する安全対策のためです。国土地理院の2万5千分の一地形図を基に、1㎝が250mに相当するなど、基礎的なことが書かれていました。なお8月に(一財)日本地図センターの「マップリーダー」の資格を取られたことが、自身のブログに載っていました。

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答166 世界地図は、米国だから米国中心だと思っていたが、報道官の後ろの地図は、経度0度の英国が真中にあり、米国は左端に細長く書かれていました。また会見の質問でも欧州や中東、アフリカに関するものに集中し、日本はおろか中国や朝鮮半島について、特別なことがない限り触れられいませんでした。このように大英帝国以来の世界観は、今も生きており、米国にとってアジアは「極東」なのだろう、とし、特派員の頭の中にある地図の中心を時折動かしている、と述べていました。日本人は日本中心の地図に慣れすぎているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

答165 和歌山県の湯浅町と広川町です。直線距離で約600m位しか離れていません。平成の大合併でも合併しませんでした。地理院地図に加筆

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答164 わが国の最東端と最南端の島の名前に共通する動物は何でしょうか、という問いでした。最東端が南鳥島、最南端が沖ノ鳥島なので、答は『鳥』でした。地理院地図から

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答163 第2回は「車の自動運転の成否を握る」、第3回は「膨大な情報 防災、観光に」、第4回は「「立体型」の作成も簡単に」、第5回は「『時』の導入過去へ未来へ」でした。第4回の最後には、学校教材用の3次元画像を公開しているNPO法人「伊能社中」(奈良県)の田村理事長の言葉として、”「地図で様々な世界を表現できると知ったら、地理や歴史に興味を抱く若者が増えるかもしれない」と期待する。”で締められていました。

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